コンプライアンス・行動規範

1. 基本的な考え方と行動原則

株式会社ｋｘｓ８．ｐｒｏｊｅｃｔ（以下「当社」）は、事業を行うすべての国・地域において、法令、国際ルール、および企業倫理を遵守し、公正かつ誠実に行動します。すべての役員および従業員は、高い倫理観に基づき、腐敗防止を最優先事項として業務を遂行します。

2. 腐敗防止に関する方針

2.1 贈収賄の禁止

いかなる形であれ、国内外の国家公務員、公務員に準ずる者、または取引先を含むすべての関係者に対し、不正な利益を得る目的で、金銭やその他の利益を提供、約束、または供与することを厳禁します。また、これらの行為を第三者を通じて行うことも禁止します。

2.2 ファシリテーション・ペイメント（少額支払い）の禁止

ファシリテーション・ペイメント（公的サービスの処理を円滑化・迅速化するために公務員に非公式に行われる少額の支払い）は、法令で認められている場合を除き、原則として禁止します。

3. 接待・贈答に関する方針

3.1 顧客または取引先への対応

目的: 接待・贈答は、あくまで正当なビジネス上の関係構築を目的とし、法令や社会通念の範囲内で行います。

制限: 不正な取引を誘発する、あるいはそのように誤解を招く可能性のある接待や贈答は禁止します。

基準: 原則として、社内で定められた金額基準を超える接待・贈答を行う場合は、事前に代表の承認を得るものとします。

3.2 国家公務員等への対応

原則禁止: 国家公務員（これに準ずる者を含む）への接待、贈答、金銭の提供は、関連法令（国家公務員倫理法等）および社会的な慣行を厳格に遵守し、原則として禁止します。

例外: 例外的に認められる場合（例：会議における軽微な飲食物の提供など）であっても、事前に代表の承認を得るものとします。

4. 手数料およびコミッション（手数料支払い）

4.1 支払いの透明性

コンサルタント、エージェント、紹介者など、当社の代理として業務を行う第三者に対し、手数料やコミッションを支払う場合は、以下の事項を遵守します。

正当な契約: 支払い対象となるサービスが正当かつ明確な契約に基づいていること。

市場価格との整合性: 支払額が提供されるサービスの内容に対して妥当であり、市場価格から逸脱していないこと。

記録: すべての支払いは正確に会計帳簿に記録され、証憑を保管すること。

5. コンプライアンス体制と報告義務

5.1 承認・報告

本方針に違反する行為、または違反の疑いがある行為を発見した場合は、直ちに代表に報告しなければなりません。

5.2 懲戒処分

本方針に違反した役員および従業員は、当社の就業規則または関連規定に基づき、厳正な懲戒処分の対象とします。